Diary from New York.

完全国内派の自分が、流れに身を任せてNYへやってきた。

マンハッタン散策 第9回 -Lower Manhattan編-

前回の散策からSOHOを後にし、一行はLower Manhattanへ。


予定ではNOHOを少し見て、グラマシーでのディナーを考えていましたが、予定変更し、ワールドトレードセンター、ウォール街まで足を延ばすことに。

Fライン/Broadway-Lafayette → W4St
Eライン/W4St → Chambers St


◆◆◆

Wold Trade Center
1966年からの難工事を超えて、1972年に1WTC(ノースタワー)、1973年に2WTC(サウスタワー)が完成。当時WTCは、公共建築や大型ビルを建てる際は、その建築費の1%をパブリックアートに使うという、現在では全米各地に広まった条例を先駆けて取り入れたビル群だったそうです。世界中を震撼させた2001年の9.11。WTCの内外には上質な美術館ができるほどの数と質の美術品がちりばめられてあったそうですが、全てが灰燼に帰してしまします。





また、再建にあたりこのような祈りの形も考えられていたそうです。

“ツインタワーのあった場所は慰霊の場とし、その周囲をストーンヘンジのように囲む5つの高層ビル群は、毎年9月11日の朝の旅客機衝突時刻からビル崩壊時刻までの間、タワー跡地には影を落とさないように配置されていた”
(引用:Wikipediaより)


恥ずかしながら、私はNYに居ながらにして、まだこのメモリアルミュージアムに足を踏み入れていません。この日、ミュージアムも入れたら、と思っていましたが入り口には長蛇の列が。残念でしたが断念することに。ノースプール、サウスプールを回り、祈りを。簡単な気持ちで来られる場所ではないため、きちんと心の準備をした上で再訪したいと思います。















その後WTCから最寄りのNY消防署の分署へ。
殉職された消防士への慰霊レリーフが壁一面に。
こちらにも多くの人が集まり写真を撮っていました。



この分署は、Ladder10/Station10(第10はしご車・第10分署)で、『Ten House:テンハウス』と呼ばれていたそうです。
ツインタワー崩壊時、中には343人のファイヤー・ファイターが。その全員が命を落としました。「逃げろ」の無線が、届かなかったといいます。





碑文にこうあります。

“DEDICATED TO THOSE WHO FELL AND TO THOSE WHO CARRY ON”
“MAY WE NEVER FORGET.”


「命を落とした者 今を生きる者(戦い続ける者)へ捧ぐ」

「私たちは 決して忘れない」





***



青空に思いを馳せ、一行はウォール街を散策へ。















































NYは光と闇が、明暗がハッキリとある場所です。
ロウアーマンハッタンはあまり訪れない場所なので、再訪してみて改めてNYの深さを知った気がしました。



◆◆◆


さて、ここまでで既に1500歩ほど歩数を稼いだ初日の散策を終えて。

さすがに疲れてしまったので、一度Hilton Hotelへ戻りひと休憩を。

軽いお腹の空き具合と、ホテルから徒歩5分というのも魅力で、言わずと知れた小籠包の名店「ジョーズ上海」へ行くことに☆小籠包なら、量の調整もしやすいので◎!

【Joe's Shanghai NY】


日本のジョーズ上海というと、シャンデリアに広々ソファーで高級感あふれる内装の高級中華料理店というイメージですが。NYの3店舗は全て大衆的な親しみやすい中華料理店です。
しかもNYではお安いからとても重宝します。しかし地味に店舗によって価格が違います。笑 観光客も多く訪れるミッドタウン店は全体的に$2ほど上乗せされています。本店やチャイナタウンのお店なら絶品小籠包が6個/$6ほどと最高に私たちの味方です!笑



食べるのに夢中で写真を撮り忘れたので、先日の使い回しを。笑
蟹小籠包が人気なようですが、個人的に普通の小籠包の方が好きです。一緒に麻婆豆腐と、空芯菜もオーダー。予約もしていませんでしたが、20分ほどの待ち時間で席につけました。

ミッドタウン店は2階もあり、お値段上乗せの分、ちゃんとお皿の交換などのテーブルサービスをしてくれるので、快適に食事ができます。他の2店舗は基本一度席に着いたらサーブのみで放任主義です。笑 

お腹が膨れた後も話は尽きず、ホテルのバーで1日を締めくくりました。



(内装写真:HPより)





父:白ワイン
母・私:シャンパン
夫:ストロベリーモヒート で乾杯☆

ヒルトンホテルのバーは、シンプルですがガチャガチャしていないので、ゆったりできて家族でのんびりするには会話も聞こえやすくおすすめです。最初に出てくるスナックは、以前五番街のセントレジスホテル内にある、キングコールバーでも出てきたミックスナッツ。これがピスタチオなどに加えてカレーやメープル味のカシューナッツが入っていて止まらない美味しさです。きっとどこか近所でも買えるのだろうけれど。笑

次回は、旅の一大イベント、ブロードウェイミュージカルと、

お肉が苦手な女性にもオススメなエイジドステーキ屋さんのご紹介です☆