Diary from New York.

完全国内派の自分が、流れに身を任せてNYへやってきた。

マンハッタン散策 第9回- Downtown編 -

Manhattan散策 第9回は、番外編として家族旅行での散策を記録します。
3泊5日の旅行で、美味しいもの、程よい観光名所を盛り込んだホッピングコースです☆
 
【*1st DAY*】
 
今回の両親の宿泊先だったNY Hilton Midtownのラウンジで、久しぶりの4人の再会から旅がスタート☆
まずは母が好きそうで連れて行きたかったチェルシーマーケットへ!

Hiltonの最寄駅:Eライン・7Av-53St → 14Stへ。

【Chelsea Market】

9時半過ぎと朝早かったこともあって、まだ物販は開いていないお店もありましたが、とりあえず人が少なくて◎!笑
目的は軽い朝食と、翌日の二人が参加する観光ツアー予定地でもあったので下見を。(特に母は下見しておきたい派。)大きなテーブルに座り、ベーカリーで買った朝食で再会をゆっくりと楽しめました。



ちなみにマーケット内を一通り歩いてみて、父が「ここは良さそうだ」と
朝食に選んだベーカリー屋さんは、NYを代表する美味しいパン屋さん!

Amy's Bread


1993年創業エイミーズベーカリーの創業者であるエイミーさんは、もともとマーケティングのお仕事をされていたオフィスワーカーだったそうです。その間にパン作りが好きだと気づいて、夢を叶えるためにお仕事を辞めてパン職人に!
「手作りの伝統的な美味しいパン」にこだわっているそうで、実際パンはどれも本当においしかったです!『高いお金を払っても美味しいとは限らない』のがNYと思っていましたが。笑
夢が詰まってるからか?!とっても美味しかったです。

父:なんとかのサンドイッチ(←よく覚えてない。笑)
母:ハムとチーズのキッシュ
夫:ハムとチーズのサンドイッチ
私:ほうれん草とマッシュルームのキッシュ

とにかく素材の風味が豊かでとても美味しいです。小麦やバター、卵の香りが、パン生地やキッシュのベースから口の中いっぱいに広がり◎。ハム系は塩気もしっかり効いていますが、辛過ぎず○。女性陣のキッシュもボリューム満点。ドリンクとサンドイッチ/キッシュで$10/1人ほど。お腹いっぱい。ウプ。
日本で¥1000の朝食orランチといえば充分に贅沢な金額ですね。。。NYでは比較的良心的なお値段かと。コーヒーも、なんとNYのベストコーヒーに選ばれたことがあるとかで、フルーティな酸味が朝にぴったりなミディアムコーヒーで美味しかったです。(酸味のあるコーヒーはあまり好まないのですが、ブラックでもとても美味しかったです☆)

◆◆◆

チェルシーマーケットのあったミートパッキングディストリクト* から、次はトライベッカ* 目指して移動を。
 
1ライン・14St → Franklin St へ。

*MPD:Meet Packing District ミートパッキングディストリクト
W14StーGansevoort St × Hudson RiverーHudson St の地区を指す。
meet paking:精肉・district:地域、の名の通り、以前は精肉工場の倉庫街だった。
ギャラリーで有名なチェルシー内でも、特にブランドショップなどが固まるオシャレでホットなエリア。

*TRIBECA:Triangle Below Canal Street トライベッカ
キャナルストリートの下側の三角地帯」という意味を込めて呼ばれる地区。
今ではブルックリンに移りつつあるが、元はここトライベッカにアーティストたちが集った。セレブや映画関係者でも賑わう、マンハッタン内でもファッショナブルなエリア。













NY内でも指折りのファッショナブルなエリアと言われるだけあって、アッパーエリアとはまた違うオシャレな人たちが沢山街を歩いています。建物や街全体が、ヴィンテージのような、モダンなような、独特の空気をまとっているエリアです。
 
見ごたえのあるお店はSOHOほどないものの、TRIBECAに来ると必ず立ち寄る大好きなお店がこちら。ファッション、インテリア好きな方には既にお馴染みですね。

SHINOLA
 
シャイノーラ。アメリカはデトロイトで始まった、made in USAを誇る時計と自転車がメインのライフスタイルショップ。米国の製造業が落ちてゆく中で、『製造業を国内に取り戻す』をテーマに、精密な時計製造や自転車製造にチャレンジし時代に逆行するように立ち上がったブランド。
そしてそのデザイン性の高さやレザーの美しさ、ハンドメイドという職人技の光る品質から人気を博し、今やお洒落なお店がひしめくダウンタウン内でも特に注目を集める日本未上陸ブランドです。
(2016年4月現在、伊勢丹で腕時計の取り扱いが一時あった様子ですが、まだ長期的な正規取扱店に関するプレスリリースは確認できませんでした。)




お店の入り口をくぐるとまずはカフェが出迎えてくれます。エスプレッソドリンクもちゃんとバリスタが淹れてくれて美味しいですし、たまにしか見かけないブラウンバターブラウニーが絶品です!!
 
カフェの奥にはレザー素材が活きるシンプルなデザインの雑貨がずらり。店内の一番大きな壁にはメタル素材の大きな世界地図が。男心を分かっている空間です。笑

そして何と言っても腕時計が目を惹きます。


※訳あって母にワンピースにスニーカーを強要したのは私です。笑

フェイス(文字盤)サイズは数種類あり、全てユニセックス仕様。小さなものでも女性には少し大きめなフェイスに感じられますが、嫌味がなく、無骨すぎずとても素敵。今のビッグフェイスのトレンドが過ぎても、普遍的でシンプルなデザインが飽きさせないはずです。
バンドはレザーをメインにメタルの二種類。また、最大の魅力はそのカラーバリエーションの豊富さです。フェイスとインデックスのカラー配色はもちろん、ベゼルという時計の文字盤を額縁のように囲んでいるリングも、全体のカラーバランスに合うよう微妙に色が調整してあり、既成の組み合わせの時計でさえ選びがいがあります。
既成の組み合わせ、と言いましたが、そうなのです、バンドとフェイスを好きな組み合わせでオーダーもできます。極め付けに、版押しでネームまで入れられちゃうという。。こだわりやさんにはたまりません。
 
そして大の時計好きな父がNY旅行の記念に購入を決めました☆



写真がないのが残念ですが、腕時計を購入時は、想像以上に立派なウッドボックスに入れてくれます。しかもレザーの場合、レザー用のミニワックスまで付属しており、さらに保障証と、その時計のベルトデザイナーのネームが刻印されたメタルカードまで。保障期間はまさかのライフタイム(永年保障です!)。ブランドの、製品に対する愛情がたくさん伝わって来るアクアセサリーデザインに感動です。

もちろん、父もベルト裏にイニシャルを。ベルトのカラーはなんとも言えないビリジアンにネイビーを混ぜたような、ジェントルマンで渋格好いいカラー。フェイスはホワイトでとてもスマートなデザインでした。
ただ好きで立ち寄ったのですが、この旅の一大イベントの一つとなり、本当にいい思い出になりました。


さて。まだ初日の半日も過ぎていませんが、
自分も読み疲れてしまうので続きはvol.2で。
次回はSOHOエリアの散策と素敵なNYランチです☆