Diary from New York.

完全国内派の自分が、流れに身を任せてNYへやってきた。

マンハッタン散策 第11回 -エイジドステーキのギャラガーズステーキハウスNY-



【Gallaghers Steakhouse NY】


ギャラガーズステーキハウス。
1927年の創業から、85年経った2012年、一度その長い歴史に幕を下ろしました。しかしある有名なセントラルパーク内にあるレストランのオーナーが買い取り、数ミリオン$(!)かけて、2014年に新生ギャラガーズとして生まれ変わったのが今のお店です。




NYで有名なステーキハウスはピータールーガーやウルフギャングなど数々あるようですが、「どうせアメリカのステーキはパサパサの赤身肉で量ばっかりで味はイマイチなんでしょ?」とか、「サーロインは胸焼けしちゃうんですよねぇ」という色々うるさい日本人女性(私)やお魚を食べ慣れているご年配の方でも、「あら。。ちょっと手が止まらない」というくらいに食べられてしまう美味しいお肉があるとしたら、私はここの『フィレステーキ』を全力でオススメします!もう驚きの柔らかさ!









店内にはその長い歴史を物語る数々の写真やパネルがディスプレイされていて威厳を感じますが、キッチンはモダンなオープンスタイル。アメリカのステーキハウスはシーフードも絶品といわれるだけあって、迫力の食材が並んでいます。

まずは父がワインの選定を。
このワイン、とっても美味しかった。。




ステーキのオススメを聞けは、まずポーターハウスをオススメしてくれると思います。ポーターハウスは、サーロインとフィレを一度にいただけるTボーンスタイルですが、フィレ肉の割合がTボーンより少し多いものです。肉食系男子とのお食事ならこれとサイドにマッシュポテトがあれば完璧です。

実は今回、両親から事前に「ステーキと和食以外」という食事のリクエストを受けていましたが、それでもネジ込んだのがこのギャラガーズ。笑

まず、シーフードも格別であるということと、フィレ肉なら絶対に気にいると思ったので、『NYといえば?!=ステーキ!!』を盛り込みたかったので信頼しているこちらへやってきたというわけです。




ここのマッシュポテトもとても美味しいのですが、お腹にたまりすぎてしまうので、今回サイドに初めてオニオングラタンスープをオーダーしました。これが、チーズの肉厚感が半端ない上に、中でとろけているバケットも濃厚なスープもとんでもなく美味しかったので是非試してみてください。

オーダー時にスープの量を聞いたら「残念だけどこれは一人前だよ、コレくらいだから」と手で大きさを示してくれたので、とりあえず2つオーダーしましたが、やってきたのはラテボウルを悠に超えるビッグポット。十分に二人分ありますので4人でちょうどよくシェアしました。笑




そしてこれが絶品フィレステーキ!(ブレててすみません)
「ステーキ以外」とリスエストする両親だったので、サーロインを含むポーターハウスではなく今回はフィレの10ozをまず一つ。10ozで握りこぶし一個分ほどの大きさです。

NYのステーキハウスでは、あえて表面を焦がすほど一気に焼くお店も多いようですが、こちらはそこまでではありません。オーダーはいつもミディアムレア。ここにナイフを入れると、ふっかふかです。食べる前から柔らかさが分かります。塩胡椒だけで十分美味しいですが、「お好みで」とついてくるトマト系のステーキソースも私は大好きな味です。

そしてメニューにないものでロブスターとフィレ肉のコンビネーションプレートを案内してくれたので、そちらを2プレートオーダーしました。単品ずつオーダーするよりもお得なプレートです。



そしてやってきたこのロブスター、、、

伝わらない画で残念ですが、すごい高さで身が花咲くほどの肉厚さで、プリプリ感も、濃厚な風味も(ちょっと思い出すだけで口の中がアレなのですが)、本当にものすごい迫力でものすごい美味しかったです。このコンビプレートは素晴らしい!!

「ステーキを食べた後は、チーズケーキ」という風習に倣って、我々もクレームブリュレとチーズケーキをオーダー。笑



『ええ、ステーキ食べた上にチーズケーキ?!』って感じですが。

これがちゃんと考えられていて?レモンが程よく効いているスッキリ軽めのチーズケーキでペロリなのです。ブリュレも同様、濃厚というより、口当たりはまろやかなのに軽く、卵とバニラの香りでデザートの満足感はたっぷり。このコンビはやめられないですねぇ。。。苦笑

NYの思い出の食事にぜひオススメです^^