Diary from New York.

完全国内派の自分が、流れに身を任せてNYへやってきた。

どうやら「完璧主義」を捉え間違えていたようだ。

私、よく〇〇診断の結果や周囲から、

「完璧主義だよね。」と言われてきました。

私、その都度心底否定してきた典型的な主観人間です。

 

が、今更ですが、悟りました。

どうやら私は完璧主義のようです。

 

完璧主義とは

:物事を完璧に行う行動を指すのではなく、

完璧に遂行するべき、したい、という価値観を持っている人のこと。

と勝手に定義します。

(「主義」という表現から見て取れることなのに、今更気づくという。。)

 

完璧主義者でなくとも、

物事を完璧に遂行できる能力を持つ人間は非常に少ないものです。

つまり、「完璧にやりたいのに、いつも完璧にできない」という

自己嫌悪と日常的に闘っている人が完璧主義者には多いはずです。

だから周囲から「完璧主義だよね」と言われると、

基本は〈完璧=素晴らしい〉という方程式を持っている分、

「自分はいつも完璧にできない」とより強く感じて否定したくなったのだと思います。

しかもやっかいなことに、完璧主義であることで、

完璧に出来ないストレスから、逆に途中で投げ出しやすくなり、

1つの物事を継続出来ないという欠点と背中合わせです。

しかも継続出来ないだけでなく、そのことがずっと気がかりなまま、

次のことに着手するにも時間がかかります。

周囲からは「飽きっぽい」「マイペース」「腰が重い」

などの印象も持たれやすいです。それは、何かひとつ任されたことを、

やり遂げられていないが為に付随して起こっている場合があるということです。

 

これをポジティブに活かすには、

まず自分が完璧を求めすぎることを理解し、

自分だけの力の抜き方と時間的制約を自分で作ること。

 

完璧主義であることは、クオリティを求められる分野では大きな強みになります。

しかしそこには、ある枠組みを用意してあげないと、

負のスパイラルに陥りやすい欠点があります。

 

制約を設ける場合も、「それに固執しすぎない」という前提を自分にもたせるべき。

私はこれから、手にした自由に対して自分で制約を設けていく段階なので、

備忘録として。

 

こういう分析をして記録に残さないと、

次の段階に移れないことも、同様かもしれませんね。苦笑

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