Diary from New York.

完全国内派の自分が、流れに身を任せてNYへやってきた。

マンハッタン散策 第12回 -Sarabeth'sの朝食から始める、NY5番街の歩き方-

「NY5番街」「Fifth Avenue」の響きにはいつもワクワクしてしまいます。

この5番街は、GUCCITiffanyLouis Vuittonなどの高級ブティックがずらりと並ぶファッション通り。一般人の私には“ウィンドウショッピング通り”ですが、女性は歩くだけでも楽しいエリアを、今回は午前中をたっぷり使い、ゆっくりと街を楽しみながら散策するルートをご紹介です。せっかくなので朝一番から出かけて、まずは『NYの朝食の女王』と言えばおなじみ、Sarabeth'sで朝食を☆


【Sarabeth's】

日本上陸してしばらく経ちますね。NYは朝食を外で取る習慣も多いので、美味しいアメリカンブレックファーストをいただけるお店は沢山ありますが、王道のSarabeth'sはNYに来たら行っておいて損のないお店の一つです^^味というよりは雰囲気かな?と思いますが(笑)今回は食事後に5番街も歩けるセントラルパークサウス店を予約しておきました。


(人が多すぎたので、写真はUSA HPより)


朝9時半でしたが、まあ、素晴らしい大盛況ぶりで。予約しておいて良かったです。 セントラルパーク店は、入ってみるとエントランスのイメージよりもだいぶ奥行きのある店舗でした。入り口入ってすぐのワンホールエリアを奥に抜けると、団体を案内できるほどの広間に所狭しとテーブルが沢山並んでいます。入り口付近はかなり静かで穏やかに食事を楽しめそうですが、奥に案内され、観光客とお子様連れに挟まれ、だいぶごった返した中での食事となってしまいました。苦笑
(こういう時は、テーブルの希望を伝えても良かったかも、と後から思いました。食事自体はゆっくり美味しくいただけたので良かったです☆)



↑セントラルパーク店の写真ではなく申し訳ないですが、これは結婚5周年のお祝いの際に夫と、友人二人と訪れたサラベスのTRIBECA店です。その際私の友人も話していたのですが、お店としてはTRIBECAの方が客層も落ち着いた雰囲気でMidtownエリアほど混まないので大人が過ごしやすいと感じます。今度機会があったら、まだ行ったことの無い一号店にも行ってみようと思います。

今回は旅行で来米中の両親を連れてきたのですが、オーダーは母がエッグベネディクト、食通の父は、オススメされるまでもなくサラベスでも人気を誇るレモンリコッタパンケーキを嗅ぎ当てていました。フレンチトーストも有名ですが、サラベスならやっぱりコレでしょ、と私もリコッタパンケーキを☆リコッタチーズを練り込んだ生地はしっとりとして、ほんのり香るレモンの爽やかさがバターとメープルシロップによく合います。ただ、手のひらサイズとはいえ5枚も来るので、残しておやつにTo Go Boxに入れてもらい持ち帰るのもありです。

◆◆◆

ゆっくりとブランチを楽しんだその後は、サラベスから徒歩3分、豪華な装飾にNYを感じられるプラザホテルへ☆

ここはプチお土産&NYでは大事なお化粧室スポットでもあります^^

【THE PLAZA HOTEL NEW YORK】




(参考写真:PLAZAホテルHPより)

この豪華なプラザホテルの地下には、庶民も入れるフードコート(笑)があるのですが。私は結構お気に入りなスポットです。まず綺麗だし、ホテル内だからほぼ変なお客さんいないし(大事!)。 大好きな【ルークスロブスター】もミルクレープの【Lady M】も入っているし、Manhattan各所に散らばっているパッケージの可愛いスイーツブランドの商品も、路面店まで行けない時はここで各店のプチギフトなら調達できるし。ホテルのすぐそばには5番街の最高級百貨店【BERGDORF GOODMAN】があって行き帰りにはexhibition並みのウィンドウが見られるし、そのまま5番街散歩してもいいしと女子的には嬉しいスポットなのです!

【Marie Belle New York】



SOHOに美しいアンティークなペールブルーを基調とした路面店を構えるマリベルNY。日本にも京都にNY店をそのまま再現したような美しいアンティーク調の日本本店を構え、チョコレートバー(カフェスペース)を有して上陸しています。都内には以前自由が丘にテイクアウトのみありましたが、現在は京都本店のみの営業です。

f:id:m-miyuki283:20160611153421j:plain

(マリベルニューヨークHPより京都本店店内写真)

(写真:USA HPより)

マリベルは本当にパッケージが可愛いのでお土産にもとってもオススメ。このシリーズはグリーンティーやチョコバナナ、キャラメリーゼアーモンドなど種類もたくさん。このパッケージはJAPAN HPからは見つけられなかったので、もしかしたらNYでの取り扱いのみかもしれません☆

でもマリベルと言えば、何より濃厚なホットチョコレートがもう、とっっっっっってもオススメです♡ネイティブの友人が、NYでホットチョコレートを飲むならここが一番、と行ってまだ寒い時期に連れて行ってくれたのがSOHOのマリベルでした。

帰国したら、日本本店にも行ってみたいです!!冬に行って、ホットチョコレート飲みたーいっ!!


***


そしてプラザホテルを後にしたら、いよいよ目の前の5番街へ☆

ここからはVan Cleef & ArpelsLouis VuittonGUCCIGiorgio Armani などなどハイエンドブランドがずらり!

もう、見たいところにとりあえず臆せず入って、店内をウィンドウショッピングして楽しみます^^旅行の時は、小さなチャームやコスメを各店扱っているので、旅の思い出に購入するのもいいですね☆

個人的に思い入れのある店舗を今回は記録させていただきます。


【TIFFANY & Co.】



NYに来たら、女性なら一度は来たいのがここ、Tiffany
思い入れと言っても実は特に惹かれるプロダクトはあまり無いのですが。(爆)
何でしょう・・・とても不思議な引力を持っているのが、

このTiffanyBlueの「カラー」ですよね。



余談ですが、このTiffanyBlueの持つ意味を、皆さまご存知ですか?
実はこのスカイブルー、正式にはロビンズエッグブルーと呼ばれるカラーで、春の訪れを告げる小鳥“こまどり”の卵の色なのだそうです。


(こまどりの卵。参考写真:Pre Bride Wedding HPより)

ロビン:こまどりは、イギリスの国鳥で、幸福を呼ぶ小鳥として大切にされてきました。こまどりの卵のカラーは、まるで着色したように美しいブルーで、イギリスではその昔、国の大切なものを記録する台帳の表紙にはこのカラーが用いられていたそうです。美しいですね。

Tiffany & Co.の創設者であるチャールズ・ルイス・ティファニーは「ティファニーの品々は、どれも気高くあらねばならない」とし、この気品と幸福を象徴するブルーをブランドカラーにすることを決めたそうです。その想いは、Tiffany Blue Boxに纏わる有名なお話からも伺えます。

ティファニーには、どんなにお金を出されても決して売らないものが1つある。…ただし顧客が商品を買うと無償で提供される。それは、ティファニーの名が冠された箱である。責任を持って製造された製品が中に納められていない限り、その箱をお店から持ち出してはならないという創設以来の厳しいルールが、貫かれているからなのだ。』
(1906年NY SUN紙記載/引用:Wikipediaより)

思えば本当にすごいブランディングですね。

そんな想いのつまったティファニーですが。
「とりあえずTiffanyに来たった!」ということで満足した母と私。笑

いつか、ブレスレットやリング、チャームなど、何か小物を一つ、NYの思い出にTiffanyでお買い物ができたらいいなぁと目論んでおります。とりあえずは、幸福を呼ぶティファニーブルーのネイルポリッシュを探して、セルフネイルでもしましょうかね。安上がり!笑


***



次はTiffanyの隣にある、GUCCIへ。

私事ながら、ここは「私たちの夢の始まり」です。


(写真:夫のFBより/撮影当時24歳)

 

今、私がこうしてNYに居るのは、夫がNYに夢を描いたからで。

その夢の始まりは、今から遡ること8年。

NY5番街のまさにこのGUCCIから始まりました。


彼がこの仕事に携わることがなければ、私が日本を出ることはもちろん、こうして両親が来米し4人でNYの街を歩く日など訪れなかったと思うと、本当に人生が不思議な一本の糸で繋がっていることを感じます。それは私の両親も沁みるように日々感じていることで、結婚して以来、この5番街GUCCIを一目見ることを楽しみにしていました。ようやく一緒に来られて良かったです。

 

***

 

そして最後にご紹介するのが、ゴシップガールで一躍日本にも広まったらしいNYオリジナルブランドのこちら、ヘンリベンデル。

 

【Henri Bendel】



トレードマークであるこのシマシマは特段好きでは無いのですが。笑

ヘンリベンデルには、日本の友人へのギフトを探すときによく訪れます。レザーや布製のシンプルなプロダクトに、版押しや刺繍でネームを入れてくれるのです。ギフトラッピングもアメリカの割にBOX等も無料でキチンとやってくれるので◎。

コンサバティブで女性らしく、シンプルなデザインが多いBAG類も◎。本革の割に比較的お手頃で、機能性も結構重視されているのでバックパックは特にオススメです。

(参考商品写真:USA HPオンラインストアより)
※画像をクリックするとオンラインストアへ飛べます☆

ガジェットケースやオリジナルの手帳に採用されているイラストレーションも個人的に可愛くて好きです☆ちなみにこの写真のiPhoneケースは現在セール中!ヘンリベンデルのUS公式オンラインショップでは、どうやら日本への国際発送も行っているそう!ゴシップガールパワー凄まじい影響力ですね。

(参考商品写真:USA HPオンラインストアより)
※画像をクリックするとオンラインストアへ飛べます☆

ヘンリベンデルは、基本的に一階がプロパー&今シーズン物、二階は全て型落ち、先シーズン物のSALEフロアーになっています。全て30%~50%オフ!先シーズン物といっても、ほとんどのプロダクトが定番デザインのものが多いので、新作の色違いが半額で買える感覚。是非とも二階も見ていただきたい。笑



◆◆◆


さて。

そうこうしていたらあっという間にお昼どき。

5番街をずっと下っていくと、やがてMOMA美術館、ロックフェラーセンター、NYパブリックライブラリー、グランドセントラルターミナルと、NYの名所がずらりとありますので、午後はそんなエリアを回ると1日でかなりNYを楽しめます^^

 

休日のリフレッシュや、旅行プランの参考になれば幸いです。

ではまた☆