Diary from New York.

完全国内派の自分が、流れに身を任せてNYへやってきた。

【私の幸福要素】-仕事編-

NYに戻り、早2ヶ月が過ぎ。

新しい季節がやってくるのと同時に、

また大変光栄なチャンスを思いかげずいただきまして。。

新しいプロジェクトに参画することを決めました。

動き出す前に幸福要素-仕事編-を整理しておこうと思います。

 

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〈幸福要素〉

・尊敬できる上司、仲間、部下がいること

・日本発信であること

・明日やれることを今日しないマネージメント

・私が興味のある分野であること

 

①尊敬できる上司、仲間、部下がいること

これは、業種や福利厚生よりも私にとって最も優先順位が高いことです。全ては「人」です。20代の6年間で3社経験し、この回数が良いか悪いかは分かりませんが、おかげさまで日々感謝を忘れず働くことが出来ました。

4社目はNYで個人的にプロジェクトをお手伝いさせていただき、国境を越えて再確認できました。自分にとって「人」が何よりも大事だということ。しかし残念ながら、事前に判断しづらい要素でもあります。結果行き着いたのは、転職前には「いかに人を知るか」よりも「人は鏡」。自分自身が尊敬される仲間であれるよう振る舞うこと。再度肝に銘じておこうと思います。

 

②日本発信であること

前職はサザビーリーググループのESTNATIONに在籍していました。この要素はこの時代に自覚したものです。彼らは『東京発信』の思いをそのブランド名に込めています。

入社面接時に私はこう伝えました。「洋服という海外の文化を、古くは和装文化を持つ日本、それも東京から、新しい付加価値をつけて世界へ再発信するという価値観に共感しました」と。それが私の原点です。私が今国外にいて大切に思うのは日本文化です。洋服に限らず、そこに通づるものに携わりたい、という想い。

 

③明日やれることを今日しないマネージメント

言葉通りですが、日本では、明日やれることでも、何故か今日しなきゃ!という何やら脅迫観念に囚われていたような気がします。笑

20代では、そうやって仕事に取り組むことで学んだこともたくさんあったので、自分には必要な時間だったと思いますが、ワークライフバランスという点で、30代はここを大切にしていきたいです。その余暇で、ちゃんとプライベートを楽しむこと。それを仕事に還元することの方が、明日できることなのに今日やっちゃうことなんかよりずっと大切です。

 

④私が興味のある分野であること

働く上で、というより、生きていく上で、「好きじゃないことはしないしできない」と自覚しています。無理はしない。笑

その代わり、針の穴ほどでも興味があるものが含まれていれば、そこからモチベーションは無限に広げていける自信があります。携わるからには、プロフェッショナルまで成長したい。そこまで成長するには、興味のある分野でなければ継続できません。少しでもストレスなく働くために、報酬や環境は二の次でも、「人」と「分野」が私には大切です。

 

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今年31歳。

同年代は、仕事とプライベートの両立をどうしていくべきかに悩みますよね。私たち女性にとって、30代は人生を大きく左右する岐路に立たされる第一次年代です。自分が生きやすい、心地よい環境を用意するためには、何が大事で何を諦めるべきか。自分の優先順位を自覚することが、重要だと考えています。